日本医薬品添加剤協会
Safety Data
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和名 ポリソルベート40
英文名 Polysorbate40

CAS 9005-66-7 (link to ChemIDplus)
別名 ポリオキシエチレンソルビタンパルミテート、パルミチン酸ポリオキシエチレンソルビタン、POE (20) sorbitan monopalmitate, Polyoxyethylene (20) sorbitan monopalmitate, Polyoxyethylene Sorbitan Monopalmitate, Polysorbate 40, Tween40

収載公定書  薬添規(JPE18) USP/NF(27/22)
用途 乳化剤,崩壊剤

JECFAの評価 (link to JECFA)
無毒性量;ラット: 混餌経口投与50,000 ppm (5%) (換算投与量2500 mg/kg BW) 1)
ヒトにおける1日摂取許容量;0〜25 mg/kg bw.* 1)
* ポリオキシエチレン (20) ソルビタン エステル類の総量として. 1)


単回投与毒性 (link to ChemIDplus)
動物種 投与経路 LD50(mg/kg体重) 文献
ラット 経口 >38,400 mg/kg Brandner., 1973 1)
ラット 静脈内 1,580 mg/kg ( 雄 2,320、雌 1,350 ) Brandner, 1973 1)



反復投与毒性 (link to TOXLINE)
ラット
長期投与試験は、1群15〜30匹のラットを用いて、ポリオキシエチレン(20) ソルビタン のモノパルミチン酸塩の2%混餌投与で実施されている。対照群と比較して、試験餌投与に関連した異常はみられなかった。さらに、発育に関する項目、死亡率及び以下の臓器に関する組織学的検査も実施されている。脳、脾臓、膵臓、胸腺、副甲状腺、前立腺、脳下垂体, 唾液腺、副腎、膀胱、肝臓、腎臓、骨髄、心臓、肺、精巣、リンパ節、筋肉。1) (Wick & Joseph, 1956)



遺伝毒性
がん原性 (link to CCRIS)
生殖発生毒性 (link to DART)



局所刺激性
ポリオキシエチレン ソルビタン エステル類(Tween20, 21, 40, 60, 61, 65, 80, 81, 85)は、ウサギの角膜への投与においても、その後の洗眼の有無に関わらず反応はみられなかった。1) (Treon et al., 1967)


その他の毒性
該当文献なし


ヒトにおける知見 (link to HSDB)
ポリオキシエチレン ソルビタン エステル類(Tween20, 21, 40, 60, 61, 65, 80, 81, 85)は、50人の被験者を用いたパッチテストで反応を示さなかった。1) (Treon et al., 1967)


参考文献
1) WHO Food Additive Series No. 5, Sventeenth Report of the Joint FAO/WHO Expert Committee on Food Additives, Wld Hlth Org. techn. Rep. Ser., 1974, No.539  (link to WHO DB)






   



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