日本医薬品添加剤協会
Safety Data
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和名 リボフラビン酪酸エステル
英文名 Riboflavin Butyrate

CAS 752-56-7 (link to ChemIDplus),  (link to JAN DB), (link to JANe DB)
別名 ビタミン B2 酪酸エステル

収載公定書  局方(JP17),食添(JSFA-IX)(リブフラビン酪酸エステル)
用途 着色剤

JECFAの評価
評価は終了していない。


単回投与毒性 (link to ChemIDplus)
動物種 投与経路 LD50(mg/kg体重) 文献
マウス 経口 >15.0 g/kg 岩崎ら 1)
マウス 腹腔内 >5.0 g/kg 岩崎ら 1)
マウス 皮下 >10.0 g/kg 岩崎ら 1)
ラット 経口 >7.5 g/kg 岩崎ら 1)
ラット 腹腔内 >2.5 g/kg 岩崎ら 1)
ラット 皮下 >2.5 g/kg 岩崎ら 1)



反復投与毒性 (link to TOXLINE)
ラット
Wistar 系ラットに酪酸リボフラビンをそれぞれ0.5g/kg,1.0g/kg 及び 2.0g/kg を6 ヵ月間連日強制経口投与し,対照群と比較して発育曲線,血液像,臓器重量並びに主要臓器の組織学的所見のいずれにも異常は認められなかった。1)(社内資料)


遺伝毒性
該当文献なし


がん原性 (link to CCRIS)


生殖発生毒性
Wistar 系妊娠ラットに妊娠9 日目より14 日目に至る6 日間,酪酸リボフラビン20mg/kg 及び400mg/kg を経口投与し,19 日目開腹し,対照群と比較して吸収率,外見異常,骨格異常の出現に有意な差は認められず,また薬物投与の影響と思われる奇形も出現しなかった。dd 系初妊マウスに妊娠7 日目より12 日目に至る6 日間酪酸リボフラビン20mg/kg 及び350mg/kg を毎日経口投与し,妊娠19 日目に開腹し胎仔を観察した結果,吸収率,胎仔体重,体長,外形異常,内臓異常,骨格異常等の薬剤の影響はなかった。1) (高橋)


以下については該当文献なし
局所刺激性
その他の毒性
ヒトにおける知見



引用文献
 1) 医薬品インタビューフォーム(ハイボン錠,ハイボン細粒;2005年10月改定 第4版)




   



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